パンの顔。

tossでは2回目のレッスン以降、メニューはご自由に選んで頂けます。
なので、1レッスンの中で同じパンが作られている事は少なく、焼き上がりは全く違う種類のパンが並ぶので、あまり気づいてないかと思いますが、作った方それぞれで、パンの顔は違うんですよ!
こちらは先日のパン・ド・カンパーニュ。
男性と女性の生徒さまがそれぞれ作られました。同じ配合で同じ様に焼き上げても、顔つきは全く違います。
捏ねる力加減だったり、成形時の丸め方だったり、クープの入れ方だったりで様々な表情がうまれます。
もちろん、どちらも美味しいですよ。
色々な顔があるだけ。個性です。
一人で作っていても、例えば塩バターパンなどだと6個全てが同じ形にはならない事も多いですね。いつも同じに仕上がっているパン屋さんは凄いなと思うのですが、こればかりは経験値です。
どうしたら、上手にパンが焼き上がりますかとよく質問がありますが、いつも答えは同じです。回数を重ねること。
何度も繰り返していると自然にコツが掴めてくるのです。
これは成形だけの話ではなく、パン作り全般に言えることです。パンは生きものなので、日によって状態が変わります。それを見極める目が出来てくると、安定して美味しいパンが焼きあがるのです。
まだまだ私も修業の途中。皆さまと一緒にたくさーんパンを焼いて行きたいです。
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